シルクエキスパートとスムーズスキンの関係と違い

アイキャッチ シルクエキスパート

大人気の家庭用脱毛器ブラウンシルクエキスパートと、楽天でよく割引クーポンを配布しているスムーズスキン。

この2つに共通する特徴として、パワーの自動調節機能があります。

実はこの機能はシルクエキスパートのブラウンと、スムーズスキンのCyden社の共同技術。

原産国もイギリス。

それ以外にもそこそこ似た部分があったので、

  • シルクエキスパートPro5
  • スムーズスキンpure fit

を比べてみました。

性能や仕様の違うところ・似ているところ・同じところ

シルクエキスパート、スムーズスキン、それぞれの公式サイトから性能や仕様を調べました。

シルクエキスパートPro5スムーズスキンpure fit
部分用ヘッドコンパクトヘッド
照射範囲1.5㎠
ワイドヘッド
照射範囲4㎠
プレシジョンヘッド
照射範囲1㎠
照射回数40万回
全身約22年分
(全身298回分)
100万回
全身約19年分
(週に1回)
パワー自動調整10段階10段階
照射パワー
(最大)
6ジュール/㎠6ジュール/㎠
照射間隔最速0.5~0.9秒
(最小パワー時)
最速0.46~1秒
(最小パワー時)
照射モード通常モード
やわらかモード
超やわらかモード
パワーモード
ジェントルモード
スピードモード
照射単発・連続単発・連続
使用間隔最初の4~12週間は週1回
毛が目立たなくなったら、
1~2か月に1回など必要に応じて
最初の12週間は週1回
その後は月1回あるいは必要に応じて
様子を見ながら4~8週間に1回

照射回数以外ほぼほぼ一緒じゃない?なのになんで照射回数だけそんなに違うんだろう?

【考察】どこが特に違うのか

最大の照射パワーは同じだし、照射間隔もほぼ同じ、使用間隔も同じなのに、照射可能な最大の回数が違います。

照射に関しては同じ技術を使っているのに、なんで2.5倍も照射回数が違うのか?

その点について考察してみます。

電気系に詳しいわけではないので、あくまでもわたしの考察です。

【シルクエキスパート】

照射回数が40万回
全身約22年分
(全身298回分)
※公式サイトより

全身298回分
全身1回1342回の照射

仮にスムーズスキンと同じ全身1回1096回の照射だとしたら、全身約365回分

【スムーズスキン】

照射回数が100万回
全身約19年分
(週に1回)
※公式サイトより
→週1=年約48回
 48×19=912回分
全身912回分
全身1回1096回照射

仮にシルクエキスパートと同じ、全身1回1342回の照射でしたら、全身約745回分

照射回数の面を見たら、スムーズスキンの方がいいように思えますよね。

実際商品の値段も倍近く違うので、同じ技術ならスムーズスキンの方が断然よく思えます。
→シルクエキスパート約8~9万円前後
 (※ただしポイントバックや割引していることも多い)
→スムーズスキン定価税込52,800円
 (※ただし大幅な割引クーポンを発行している場合も多い)

値段は安い方がいいけど、高い方が効果的なのかな?でも技術は同じ?効果も?う~ん…わからなくなってきた。

わたしもだよ。なので気になる点をピックアップしてみたよ。

  • 75Wと20W
  • 照射モードが少し違う?
  • 個人差あるが、シルクエキスパートは最長6か月で全身ツルスベってことなのでパワー強めとみる→そんなしょっちゅうやらなくていいのでは?

75Wと20W

脱毛器の消費電力になります。
(W数は家電製品の消費電力を表す単位)

  • シルクエキスパートPro5が75W
  • スムーズスキンpure fitが20W

脱毛器は電気のエネルギーを熱として使うので、消費電力が大きいほど発熱量も多くなります。

すると、シルクエキスパートの方が使う電力が大きいので発生する熱量も多い。

つまり、脱毛器にかかる負荷も大きいので、照射回数がシルクエキスパートの方が少ないのではないかと思います。

その点ではスムーズスキンの方が長く使えたりシェアしたりしやすいですね。

※シルクエキスパートとスムーズスキンのみの比較です。別メーカーの脱毛器はヘッドの交換などもあるので比較対照外。

照射モードが少し違う?

シルクエキスパートもスムーズスキンも肌の色に応じて、10段階のパワー自動調節機能があります。

この技術はシルクエキスパートのブラウンと、スムーズスキンのサイデン社との共同技術。

なので、照射パワー(最大6ジュール/㎠)や照射間隔(最速約0.5~1秒ほど)など、照射に関する部分は同じかと思います。

そして照射モードについてなのですが、

シルクエキスパート

  • 通常(10段階)
  • やわらか(パワーバーで点灯するLEDインジケーターの数が減る)
  • 超やわらか(最弱のみ。照射スピードは速い)

スムーズスキン

  • パワーモード(肌色に応じた最大の照射)
  • ジェントルモード(パワーバーで点灯するLEDインジケーターの数が減る)
  • スピードモード(最速0.46秒間隔で照射可能。ただし照射出力はもっとも弱い)

照射モードの名前が違うからなにか違うんだろうと思いましたが、よく調べたら一緒でした。モード名が違うだけで内容は同じ。

最長6か月間ツルすべ肌へ(シルクエキスパート)一番の違いはここかも

まず、シルクエキスパートもスムーズスキンも効果を感じるまでの目安が4週間となっています。

使用頻度も最初の4~12週間は週1回照射して、それ以降は必要に応じて使用します。

そこまでは一緒なんですが、シルクエキスパートには、最長6か月間ツルすべ肌への文言が。

個人差はあれど、ある程度使い続ければ、6か月間はツルすべ肌が続くということです。
(※照射出力が強い場合かと思われる。弱くなれば効果の実感や持続に時間がかかる)

スムーズスキンも使い続けることで毛が生えにくく、ツルすべ肌を実感することができる仕様です。

ですが、そのツルすべ肌の持続期間がシルクエキスパートの方が長いんじゃないかと思います。

最長6か月間という文言がない他に、消費電力もシルクエキスパートの方が大きいため、発生する熱量が違います。

熱量が大きいほど、しっかり毛根に刺激を与えられるため、効果の持続に違いが出る。

その違いがツルすべ肌の持続期間に影響しているのではないかと思います。

どこが違うのか。考察のまとめ

シルクエキスパートの消費電力は75W・スムーズスキンの消費電力は20W

この消費電力の差が、照射回数の違いとムダ毛の成長を遅らせる速度に関係している。

  • シルクエキスパートの照射回数は40万回で消費電力は75Wだが、最長6か月ツルすべ肌が続くほど毛の成長を遅らせる効果が期待できる
  • スムーズスキンの照射回数は100万回で消費電力は20Wだが、どれくらいツルすべ肌が続くかという文言はない。

※家庭用脱毛器は抑毛・減毛を目的としたものなので、永久脱毛にはならない。

つまり、

シルクエキスパートの方が照射回数は少ないが、1回の効果が大きい。
スムーズスキンの方は照射回数は多いが、1回の効果が小さい。
※シルクエキスパートとスムーズスキンのみの比較

W数(使う熱量)の違いが、照射回数と毛根へ与えるダメージに関係していると考察できる。

例えば、ドライヤー。

最近の風量が多いものは1200Wほどの消費電力があります。

そのおかげで早く髪を乾かせますよね。

一方ビジネスホテルに泊まったときなんかに使う備え付けのドライヤー。

風量が少ないと感じませんか?

家ではゴーッと乾かしているのに、時間がかかって仕方ない。

そうなるのも、備え付けのものなどは消費電力が800Wなどで1000Wに満たないものが多いので、圧倒的にパワーが足りません。
※参考パナソニックのドライヤー

シルクエキスパートとスムーズスキンもこの関係に似ていると思います。

ドライヤーの髪を乾かすという目的では、風量が多いものは早く乾き、風量が少ないものは乾くのに時間がかかる。

脱毛器の毛根にダメージを与えるという目的では、熱量が大きいものの方がよりダメージを与え、熱量が少ないものはダメージを少しづつ与える。

それが毛の成長に影響する。

その点がシルクエキスパートとスムーズスキンの違いであると考えます。

※VIOはシルクエキスパートは公式に使用可で、スムーズスキンはVはOKだけどIOは推奨されていません。

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