2022年に発売された光エステは、
- 最上位ハイパワーモデルのES-WP98
- ベーシックモデルのES-WP88
- コンパクト軽量モデルのES-WH77(これだけ2021年発売)
の3種類があります。
それぞれ、
- 最上位ハイパワーモデルのES-WP98は、光エステの中で最もパワーが強いので、早く効果を感じられたり、すべすべ肌の持続性が一番期待できます。
- ベーシックモデルのES-WP88は、わるくはないんですが、これだけにしかない特徴というものが特になく、正直なところ最上位モデルの劣化版といった感じです。
- コンパクト軽量モデルのES-WH77は、パワーは3種類のなかで最も弱いですが、価格も比較的安く、サイズ的にも手に持って使うには一番使いやすいです。
といった特徴があります。
【2022年版】光エステの中で一番のおすすめは最上位のハイパワーモデルES-WP98

最上位ハイパワーモデルのES-WP98は、一番パワーがあるので、ムダ毛ケアの効果を早く長く感じやすいモデルです。
ハイパワー照射やスピード照射もできるので、ケアのしやすさもあります。

ハイパワーモデルって他の光エステよりどうしてパワーがあるの?

最上位ハイパワーモデルのES-WP98のアタッチメントには【集光ミラー】っていうのがあって、光を効率的にムダ毛に届けることができるんだよ。その結果ハイパワーなケアができるってわけです。
ムダ毛に作用する光エステの光は、毛根にダメージを与えて毛の成長を抑制します。
その際(照射時)に光がアタッチメントから漏れてしまうと、ムダ毛に光がうまく届かず、効果が出にくくなってしまいます。
それを改善したのが集光ミラー。
照射時の光をほとんど逃さず、ムダ毛に届けます。


照射される光を無駄にせず、効率的なケアができるので、効果を最も実感しやすい【最上位ハイパワーモデルのES-WP98】がおすすめです。
光エステES-WP98/ES-WP88/ES-WH77の性能比較
ES-WP98 最上位ハイパワーモデル | ES-WP88 ベーシックモデル | ES-WH77 コンパクト軽量モデル | |
脱毛方式 | IPL方式 | IPL方式 | IPL方式 |
照射回数 | 約30万回 | 約30万回 | 約30万回 |
照射レベル/モード | レベル1~5 スピード照射 ハイパワー照射 | レベル1~5 | レベル1~5 |
アタッチメント | ボディ・Vゾーン用 I・Oゾーン用 フェイス用 (ボディ・Vゾーン用/ フェイス用には集光ミラーあり) | ボディ・Vゾーン用 I・Oゾーン用 フェイス用 | ボディ・Vゾーン用 フェイス用 Iゾーン用 |
照射面積 (ボディ・Vゾーン用 アタッチメント装着時) | 7.2㎠ | 8.3㎠ | 5.4㎠ |
肌刺激カット フィルター | 本体発光面 フェイス用アタッチメント | 本体発光面 フェイス用アタッチメント | 本体発光面 |
肌検知センサー | あり | あり | なし |
消費電力 | 75W | 75W | 25W |
VIOに使えるか | 〇 | 〇 | V・Iのみ |
ヒゲに使えるか | 〇 | 〇 | 〇 |
ランプの数 | ダブルランプ | ダブルランプ | シングルランプ |
美肌ケア | 〇 | 〇 | 〇 |
【光エステの美肌ケアについて】
光エステは3種類とも美肌ケアができます。
特別に美肌ケアモードがあるとかではありません。
光エステの光(IPL)には美肌につながる効果があるのです。
Q3 光を照射するとムダ毛ケアだけでなく、美肌ケアもできるのはどうしてですか?
光の刺激を与えると、古くなった角質層をはがしやすくし、良好な肌サイクルを維持できます。
光エステのよくあるご質問|パナソニック公式サイトより
そのため、ムダ毛が目立ちにくくなるだけではなく、なめらかでスベスベな美しい肌へ導くことが期待できます。
なので、ムダ毛ケアと同時に美肌ケアもできるんです。
光エステES-WP98/ES-WP88/ES-WH77の気になるところ
光エステは照射面積だったり、肌刺激カットフィルターだったり、使いやすく優れた性能を持った家庭用脱毛器です。
それでもやっぱりデメリットだなと感じる部分があります。
【デメリット】
照射間隔が長い。
光エステの3種類に共通しているのですが、照射して次の照射に移るまでが長いです。
- 最上位ハイパワーモデルのES-WP98
→スピード照射は1分間に60ショットできるが、出力がレベル1より低いため、効果を感じるまでのお手入れ回数が増える。レベル5だと次の照射に約3秒かかる。 - ベーシックモデルのES-WP88
→出力レベルが1のとき約1.6秒間隔で照射。レベル5だと次の照射に約3秒かかる。 - コンパクト軽量モデルのES-WH77(これだけ2021年発売)
→レベル5だと次の照射に約3秒かかる。
光エステだけじゃなく、家庭用脱毛器は出力レベルを上げると照射間隔が長くなります。
高出力を出すためにもチャージ時間が必要だからです。
なので、出力レベルが高いと照射間隔が長くなること自体はデメリットではありません。
ではどこがデメリットなのかというと、出力レベルが低いのに照射間隔が1秒以上かかる点です。
他の有名メーカーのものと比べると、
- シルクエキスパート
→0.5秒 - レイボーテ
→0.2秒 - ケノン
→0.4秒
※すべて出力レベルが1のとき
光エステだと、
- 最上位ハイパワーモデルのES-WP98
→スピード照射モードで約1秒
(1分間に60ショットでレベル1のときよりも出力は弱い) - ベーシックモデルのES-WP88
→出力レベルが1のとき約1.6秒
となっています。
商品によってレベルによるパワーの強さの違いはありますが、最小レベルでのケアに時間がかかるのは地味にストレス。
脱毛のお手入れはそこそこ面倒なので、いかに時間をかけずにケアできるかも大事。
使い続けやすさという観点からは少し気になりました。
ただ家庭用脱毛器は、最大出力で使用するの人が多いので、気にならない人は気になりません。
低い出力レベルで使用する目的は、
- 高いレベルで照射したら肌にダメージを感じた
- 使用頻度が上がってもいいから1回のムダ毛ケアを短時間ですませたい
- ムダ毛はあまり生えなくなったけど、定期的に使用した方が効果は持続するので、そのために使う
- 美肌ケアとして使う
といったものがあります。
それぞれどんな人におすすめなのか
一番おすすめなのは最上位ハイパワーモデルのES-WP98なのですが、光エステは3種類あるので、それぞれどんな人におすすめなのかを紹介します。
最上位ハイパワーモデルのES-WP98がおすすめな人
- 効果を早く実感したい
- 頑固な濃いムダ毛(VIO・ヒゲなど)を特にケアしたい
- とにかくハイパワーでケアしたい

最上位ハイパワーモデルのES-WP98は、
- ボディ・Vゾーン用/フェイス用に効率的に光をムダ毛へ届ける集光ミラーあり
- ハイパワー照射モードあり
(ボディ・Vゾーン用/フェイス用アタッチメント取り付け時に選択可能)
なので、とにかくハイパワーでムダ毛ケアをしたいという人におすすめです。
ハイパワーであることは、効果を早く実感できることに繋がります。
※個人差あり
【男性のヒゲについて】
ヒゲはすね毛なんかよりもよっぽど頑固なので、ハイパワーでケアできるのはとてもメリットになります。
ただ頑固なムダ毛の生えている場所ほど、照射時の刺激が強いです。
痛かったり熱かったり。
そこでフェイス用アタッチメント。
集光ミラーの他にも肌刺激カットフィルターが付いています。
本体にも付いているので、ダブルで肌への刺激をカットしつつ、ハイパワーでのケアが可能なんです。
【VIOについて】
Vゾーンはボディ・Vゾーン用が使えるので、集光ミラー&ハイパワー照射モードで、強力なケアができます。
ただ、I・OゾーンはI・Oゾーン用アタッチメントを使うことが推奨されているので、集光ミラー&ハイパワー照射モードは使えません。
デリケートな場所なので無理にハイパワーを求めなくてもいいと思います。
…が、自己責任でならボディ・Vゾーン用もしくはフェイス用アタッチメントを取り付けて、ハイパワーでのケアも可能です。(ハイパワー照射も)
この方法は刺激が強く、肌がやけどするかもしれないなどのリスクがあるのでおすすめしません。
ですが、少しでもハイパワーで照射したいときもあると思うので、その際は低いレベルで試してみてください。
>>こちらから最上位ハイパワーモデルES-WP98の詳しい特徴と性能を紹介しています。
ベーシックモデルのES-WP88がおすすめな人
- 最上位ハイパワーモデルのES-WP98が予算より高い
- ハイパワーもスピード照射も必要ないがそこそこの性能は欲しい

最初に言った通り、これだけにしかない特徴というのが特になく、最上位ハイパワーモデルのES-WP98の劣化版といった印象です。
なのでベーシックモデルをおすすめすることはないんですが、しいて言うなら、『そこそこいいもの使いたい』人向けです。
でも予算もあるし、かといって性能がイマイチなのは嫌だし…
そんなふうに悩んでる人向けかと思います。
2022年12月6日現在の価格を最上位ハイパワーモデルのES-WP98と比べると、
最上位ハイパワーモデル ES-WP98 | ベーシックモデル ES-WP88 | |
価格 | 59,800円 | 43,800円 |
パワーや照射に対する性能を比べると、
最上位ハイパワーモデル ES-WP98 | ベーシックモデル ES-WP88 | |
照射レベル/モード | レベル1~5 スピード照射 ハイパワー照射 | レベル1~5 |
照射パワーについて | ボディ・Vゾーン用/ フェイス用には集光ミラーあり →よりハイパワーなケアが できる | 集光ミラーなし |
どちらもダブルランプでハイパワーでのケアが可能ですが、ハイパワーでもこの2つだと、最上位モデルの方がよりハイパワーな性能を持っています。
照射モードでもスピード照射モードはないですが、スライド連続照射(連続10回)でのケアは可能。
ハイパワー照射モードはないけど、レベル5でならそこそこパワーはある。
2022年12月6日現在だと価格差は1万6000円なので、この差額を出せるかどうかがベーシックモデルを選ぶ決め手になります。
>>こちらからベーシックモデルES-WP88の詳しい特徴と性能を紹介しています。
コンパクト軽量モデルのES-WH77がおすすめな人
- 家庭用脱毛器は有名メーカーでできれば安い方がいい
- ハイパワー性能よりも手軽に使いたい
- V・Iゾーンに使えたら、Oゾーンはできなくてもいい

コンパクト軽量モデルのES-WH77は、ほかのモデルと比べてパワー面で性能が劣ります。
シングルランプだったり、消費電力も低いです。
ですがその分価格も安くなるので、
- 家庭用脱毛器でムダ毛ケアしたいけどあんまり高額なものは…
- できれば有名なところのものが安心
という人におすすめです。
最低限、家庭用脱毛器に必要な性能はあるので十分使えます。
ハイパワーモデルとは効果の実感に差はありますが、コツコツ長く使い続けることでそれを補います。
価格が安い家庭用脱毛器でも、きちんと使い続けることが大切。
できるだけムダ毛ケアに時間をかけたくないならハイパワーモデル。
コツコツ続けたり、ムダ毛ケアは時間がかかるものだと割り切れるならコンパクト軽量モデル。
といったふうに選んでもいいですね。
【VIOケアについて】
コンパクト軽量モデルのES-WH77は、Oゾーンのケアができません。
専用のアタッチメントもなく、メーカーもOゾーンへの使用はすすめていないので、使わない方がいいです。
ですが自己責任でなら使用できます。
VIO対応していない家庭用脱毛器でも、自己責任で使用している人も多く、効果を実感している人も。
ただし、使用する際は低いレベルから始めるなど、十分に注意してください。
推奨されていない使い方でのトラブルは自己責任となりますので、それでもいいという人だけOゾーンのケアができます。
>>こちらからコンパクト軽量モデルES-WH77の詳しい特徴と性能を紹介しています。
光エステES-WP98/ES-WP88/ES-WH77に共通すること(使い方・お手入れの周期)
性能や形が違っても、使い方やお手入れの周期は基本的には同じです。
アタッチメントの取り付け・はずし方については、
- カチッと音がするまで押し込む
- 両端をつまんで取り外す
【注意】アタッチメントを交換するときは必ず電源プラグを抜いて冷めてから交換します。
照射のやり方について
【照射のやり方】
- 単発照射は照射面を肌に水平に押しあてる
- 連続照射は照射面を肌に水平に押しあて、そのままスライド。10回まで連続照射が可能


光エステには照射ボタンはなく、照射面を肌に押し当てて使います。
軽く押し当てるだけで照射できるので、強い力はいりません。
グッグッと押す感じではなく、カシャンカシャンと押せる感じです。
お手入れ周期
お手入れ周期は基本的には3種類とも同じです。
- 使い始めは2週間に1度
- 3か月目以降は4~8週間に1度
※効果が感じにくい場合は3日に1度を限度に使う - 顔の美肌ケアは3日に1度の使用がおすすめ
しばらく使用しなかったら、最初の2か月と同じ使用頻度で再開します。
効果のあらわれ方には個人差がありますので、だいたいの目安です。
最上位ハイパワーモデルのES-WP98
【お手入れの周期】
- 使い始めは2週間に1度
- 3か月目以降は4~8週間に1度(出力レベル1~5、ハイパワーモードのとき)
※効果が感じにくい場合は3日に1度を限度に使う - 顔の美肌ケアは3日に1度の使用がおすすめ
※顔にはフェイス用アタッチメントを必ず使うこと(肌刺激カットフィルターが本体+フェイス用アタッチメントの2枚で刺激をカットするため)

ベーシックモデルのES-WP88
【お手入れの周期】
- 使い始めは2週間に1度
- 3か月目以降は4~8週間に1度(出力レベル1~5)
※効果が感じにくい場合は3日に1度を限度に使う - 顔の美肌ケアは3日に1度の使用がおすすめ
※顔にはフェイス用アタッチメントを必ず使うこと(肌刺激カットフィルターが本体+フェイス用アタッチメントの2枚で刺激をカットするため)

コンパクト軽量モデルのES-WH77
光エステの違いとおすすめのまとめ
- 最上位ハイパワーモデルのES-WP98は、光エステの中で最もパワーが強いので、早く効果を感じられたり、すべすべ肌の持続性が一番期待できます。
- ベーシックモデルのES-WP88は、わるくはないんですが、これだけにしかない特徴というものが特になく、正直なところ最上位モデルの劣化版といった感じです。
- コンパクト軽量モデルのES-WH77は、パワーは3種類のなかで最も弱いですが、価格も比較的安く、サイズ的にも手に持って使うには一番使いやすいです。
光エステに限らず、家庭用脱毛器は定期的に使い続けることが前提のものです。
なので、どういうものだったら使い続けやすいかを一番に考えるのが大切。
一番おすすめなのは最上位ハイパワーモデルのES-WP98なのですが、ただパワーが強いからおすすめしているわけではないです。
パワーが強いことで、効果を早く実感しやすいから続けやすいといったメリットがあるからです。

たしかに効果でたらうれしくてお手入れがんばろうって思うもんね。

そうそう。ムダ毛のない・処理後の毛穴が汚くない肌をめざして光エステを使うんだもん。使い続けようって気持ちが続くのは本当に大切だよ。